アンジン株式会社

山陰を拠点とする成果にこだわるFP事務所

お気軽に相談、お問い合わせください

0858-24-6260
お知らせ

お知らせ

マイナンバーカードと健康保険証

2021.7.5
皆さん、マイナンバーカードはお持ちでしょうか?

申請方法が簡略化されたことや、マイナポイントの付与もあり、
申請件数が伸びているとの報道が春先にはありました。
各家庭に申請用紙の入った封筒も届きましたよね。

今年の3月から健康保険証機能が追加されています。
まだまだ本格的な運用には程遠い状況ですが、
令和5年3月末までには「概ね全ての医療機関等での導入を目指す」とのことです。
医療機関等の窓口で健康保険証機能を備えたマイナンバーカードを提示することで、
健康保険証を提示する必要がなくなります。
ただ、詳しく調べてみると、単に健康保険証代わりになるというだけではなかったので、
これは便利だなと思った内容を抜粋してご紹介します。

①限度額適用認定証が不要になる
高額療養費制度により、年齢や収入に応じて月額の自己負担上限額が設定されていますが、一時的には限度額以上の支払いが必要でした。マイナンバーカードの健康保険証機能を利用すると、限度額適用認定証が無くても、限度額の支払いが免除されます。
総支払額が変わるわけではありませんが、一時的な支出の増加を抑えることができるため、ありがたい機能だと考えています。

②健康保険証としてずっと使える
転職等のライフイベント後に保険証の切り替えが必要になる場合や、国民健康保険や後期高齢者医療制度に加入していて更新が必要になる場合があります。医療保険者等への変更手続きは必要ですが、古い健康保険証を返納して、新しい健康保険証を受け取るまでの時間差がなくなります。
個人的な話ですが、この保険証が切り替わるタイミングで、子どもが複数回病院にかかるということがあり、余分な手続きが必要になったという経験があるので、この機能もありがたいです。

2016年からマイナンバーカードを所持していますが、
これまではあまりメリットを享受できている実感がありませんでした。
しかし、ここ1~2年で制度が充実してきているなと感じます。
個人情報の取り扱いについてなど問題視されている点はありますが、
利用可能範囲が広がってきて、内容が充実してきたので、持っているメリットが大きいと思っています。