お知らせ
広島、長崎の原子爆弾投下から考えたこと
2021.8.5
今年も気温が高く暑い夏、8月になりました。
1945年8月6日8時15分に原子爆弾リトルボーイが広島市に、1945年8月9日11時2分に原子爆弾ファットマンが長崎市に、アメリカに投下されてから76年が経ちました。
我が家では、毎年8月の広島の平和記念式典と長崎の平和祈念式典は家族全員で現地に行くか、テレビ中継で観る習慣があります。昨年と今年はコロナで人数制限があり広島には行けないのが残念です。子どもたちに伝えないといけない大切なこと。今の私たちがあるのはまぎれもなく、私たちの祖先や愛する人たちを真剣に考え、行動された多くの方々がいたからです。戦争はもちろんのこと、戦後復興は凄まじく困難を極め、その方々の弛まない尽力により、日本は今では世界有数の豊かな国になりました。私たちの世代は平和が当たり前で、まさに平和ボケだと思うのです。
さて、人類の成長により、戦争の形が変わってきています。要は、他者を支配する方法が変わってきているのです。
宗教や権威などの「神」、武器や権力などの「暴力」、法律や倫理なども「規範」、資本などの「お金」、物理学や化学や経済学などの「科学」、国民主権などの「民主主義」。人は誰しも他者から支配されたくない欲望を持っております。そんな歴史の繰り返しで人々は争ってきました。いや、今も変わらず争っています。
だからこそ、私は、人間を理解し、歴史や経済を勉強し続けていきたいと思います。