お知らせ
菅総理退陣
2021.9.9
菅義偉総理が退陣を表明されました。およそ1年前、安倍総理(当時)の突然の辞任によって背負われた重責を遂行されました。菅総理の功績の一例で、多くの公約が実行できております。
・携帯電話料金の引き下げ
・福島の原発汚水処理水の海洋放出の決断
・ワクチン接種を推進
・デジタル庁の創設
・不妊治療の保険適用
・脱炭素に向けたグリーン社会への提言
・経済安全保障の確保
・皇位継承で宮家を復帰させる検討
・東京オリンピック・パラリンピックの開催
・持続的な医療制度のための後期高齢者の医療費を1割から2割の引き上げ
・黒い雨訴訟で国が上告しないことで住民勝訴確定
・日本学術会議の任命拒否
親の七光りの国会議員が多い中、菅総理の政治決断で、菅総理しかできない、菅総理だから出来たことがたくさんあったと思うのです。しかも凄まじいスピード感で。寝ても覚めても四六時中、仕事のことで頭がいっぱいだったと思います。
仕事人としての評でスタートした通り、リーダーシップや発信力が弱く、ご自身の言葉での説明が不足おり、国民やメディアの評価は最悪で新型コロナで叩かれたこともあり、成果が正しく評価されないのが残念です。
一方では、菅総理に対しては思うことがあります。退陣後を表明された後のメディアから聞こえてくる人事などの戦略が私利私欲の策であったこと、緊急事態宣言を繰り返しても成果が出ずにそれでも対策が変わらず無策なところ、安倍(前)総理には菅官房長官いたように菅総理を守りきる人がいなかったことなど退陣の理由があると思います。
菅総理が自民党総裁選不出馬を表明したあとに株価が上昇しました。世界の投資家はとしては、総理は変わるけどこれからも自民党政権が続くことで政局は安定したとの見方です。
さて、次期の内閣総理大臣は100代目です。今のところは3人の争いになりそうです。いち早く出馬表明されいい意味で変わった言われている岸田文雄前政調会長、インターネットで人気が高く保守層を取り込む高市早苗前総務相、オールドメディアから人気の高い河野太郎行政改革担当相。
有事の危機の時だからこそ、国家観や歴史観とバランス感のある総理が必要です。
新型コロナウィルス対策、財政と経済対策、外交と防衛、危機管理、資源やエネルギー、拉致被害者救出など問題は山積みです。
まだ在任中ですが、本当にお疲れ様でした。菅総理には敬意と礼節をもって、次の総理に繋いでいただきたいという気持ちです。
