お知らせ
老後の資金がありません!
2021.10.4
先日、近くの本屋さんで天海裕希さんが頭を抱えて叫んでいる表紙とそのタイトルに手が伸び、本を買いました。
今月30日土曜日に映画も公開される垣谷美雨さんの著書「老後の資金がありません!」です。
原作は2015年に初出版されていて、これまでに28万部のベストセラーになったそうです。
このお話、タイトルを見てこんな想像をされる方はいらっしゃいませんか?「もしも、結婚してから節約に励み、自分が頑張って貯めてきた老後のためのお金が予想外の出費が続き、短期間で無くなってしまったらどうしよう。」または、「もしも老後のために一生懸命貯めてきたはずのお金が、必要な金額に全く足りていないまま、老後生活が始まってしまったらどうしよう。」ゾワゾワとしませんか?
老後の必要資金は人それぞれですが、あるに越したことはないのではないでしょうか。将来予期せぬことが起こる可能性はないと言い切れないですし、ご自身の夢やご家族の想いは可能な限り実現させたいですよね。
例えば、年金制度が今後突然変更されるという可能性も、無きにしも非ずだと思います。
そのため、政府は公的年金に加えて、老後の生きがいや、ご家族へのお祝い、お家のリフォーム、病気や介護、万一の時の備え等の「老後資金の一部」を国民に自助努力で用意するように呼び掛けています。けれど、いくら用意するべきか、疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方に、まずはライフプランを組まれることをお勧めします。現在から将来にかけて必要なお金を明確にするためです。
男性では4人に1人、女性では2人に1人が90歳まで生きる現在、若い世代の方はもちろん、60代の方も30年以上の余生にどれくらいお金が必要か曖昧なままでは、快い老後をお過ごしになることもできないのではないでしょうか?