アンジン株式会社

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お知らせ

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ランドセル

2021.10.13
先日、行こう行こうと思いながら行けていなかった三男のランドセル購入に行ってきました。妻が医療従事者のため、必要最低減の外出しか認めてもらえなかったのと、なかなか休みが取れなかったので今になってしまいました。

「ランドセルってこんなに高いの?」行ってみてびっくりしました。長男二男のときは妻に任せっきりで金額を把握していなかっため驚いてしまいました金額はピンキリとは思いますが、そこに売っていたもので一番高いものでは8万円、一番安いものは約3万円でした。この金額の違いは何だろうと思いながら、長男のランドセルがきれいなまま残っているのでそれでもいいと三男は言ってたなと考えたり、でも事前にネットで調べたところ、みんなが新しいランドセルで来るので恥ずかしい思いをするからやっぱり新しいものを準備したほうがいいと書いてありましたので、5万円くらいのものを購入しました。

現在のリュックサックに近い形の箱型ランドセルは、大正天皇が明治20年学習院ご入学祝に伊藤博文が箱型の通学かばんを献上したのが始まりと言われています。3年後の明治23年に黒革になり、明治30年には細かな形状や寸法などが統一され、以降100年以上経過しても基本的なスタイルは変わっていません。

ランドセルの価格の遷移はどうでしょう。記録の残っている一番古いものは大正3年で1円50銭。あんパン1個が1銭でした。戦後の昭和21年75円、私が生まれた昭和49年は9,000円、平成元年は28,000円、バブルが崩壊した平成3年は35,000円、現在平均は50,000円台後半です。

近年、ランドセルの平均価格が高くなっているようです。その理由としては
①皮など原材料の値上がり
②ランドセル自体の大型化
③少子化で子供1人に使える金額の増加
④祖父母の入学祝の平均価格の増加などがあげられます。
ランドセル購入で感じた事は、物価上昇と3人の子供たちに将来十分な教育を受けさせるための備え、そして両親への感謝でした。