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レンタカー保険のメリット・デメリット

2021.10.18
アンジンの山本です。

食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、実りの秋...楽しみの多い季節がやってきました。

コロナが少し落ち着いてきましたので、旅行などの行楽でレンタカーを借りることが増えてくると思います。
レンタカー利用時に、必ず聞かれるのが「オプションの保険に入られますか?」
運転に自信のある方は、思わず「必要ない」と言いたくなるかもしれません。
しかしながら、そもそもレンタカー利用時における保険の意味を、正しく理解出来ている人は案外少ないようです。
結論を言いますと、オプションの保険に入ることを推奨します!
なぜなら、オプションの保険に入らないことで、15万円前後の負担をすることになる可能性があるからです。

①レンタカー保険に加入するメリットは大きく分けると2つ
*保険を使っても等級に影響がない 
*保険料は借りた日数分のみで済む 
レンタカー保険は任意保険よりは割高になるので、加入されている自動車保険で補償が出来るなら保険に加入する必要もなく出費を抑えられます。その場合は、ご自分の任意保険を使うことになるので等級や補償できる内容、補償範囲をしっかり把握しておいてください。

②レンタカー保険では補償内容が一部異なるので注意が必要
*対物無制限はオプションになる
*対物賠償でも免責金額が発生する
*免責保障制度を利用すれば自己負担を0に出来る
*免許取得1年未満、21歳未満は免責保障を断られることもある
*ロードサービスは追加料金が必要

②自分の任意保険の他車運転特約を使うなら加入しないのも1つ
任意保険に加入していれば通常、代謝運転特約が自動的にセットされています。
使い勝手は少し悪いですが、レンタカー保険の割高な保険料に比べれば追加費用0でレンタカーの補償ができるので覚えておくと良いですね。レンタカーも他人の車を臨時で借りたものになるので、他車運転特約で補償されます。運転中に事故が起きたら対人対物賠償、人身傷害保険があればケガの補償、車両保険(借りた車自体も補償)これが他車運転特約の基本的な内容です。ただし、他車運転特約は駐車中は適用されません。他車運転特約はあくまで運転中の補償です。当て逃げや駐車中に起きた事故は対象外です。
また、人身傷害保険を契約車両のみにされている場合はレンタカーにのっている時は対象外です。ご自分や同乗者のケガをした場合の補償が心配な方はレンタカーの保険を付帯しましょう。一緒に乗る人が家族以外であれば、たとえ人身傷害保険の車外担保を付帯していても他人は対象外となります。

レンタカーを借りる際は、レンタカーのオプションの保険に加入するか、加入せずに任意保険の他車運転特約のみで対応するかは人それぞれです。楽しい旅が出来ると良いですね。