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お知らせ

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花粉症

2022.3.7
こんにちは、篤田です。

春らしく暖かい日が多くなってきましたね。
春になると毎年話題になるのが花粉の飛散量。

ありがたいことに私は花粉症ではないのですが、子どもの頃は周りに花粉症の人はおらず天気予報でも花粉の飛散量など伝えていたような記憶がないのでいつから花粉症が流行したのか気になり少し調べてみました。

現在、日本国内では人口の約10%~20%が花粉症にかかっていると言われ、患者数は増加傾向にあるようです。では、なぜ花粉症が流行したのでしょうか。

花粉症の種類で最も多いものはスギと言われています。しかし、日本で最初に確認されたのはブタクサでした。
1960年代にアメリカ進駐軍が植林したものとされています。その後、1980年代以降にスギが主流となり花粉症激増しました。

これは、戦後の復興のため日本国内にスギの植林を奨励。スギは樹齢約40年ほどで成長しますが、その時に植林されたスギが1980年代頃に成木になり、そのため一斉に花粉の飛散が始まったのが原因だそうです。

また1960年代にはあまり見られなかったヒノキも、木材利用などの需要が増えたためヒノキの植林が進み、ヒノキ花粉症もそれに伴って増加し、これ以降は現在に至るまで様々な花粉症の原因の植物が次々と報告されるようになり、現在では約50~80種類の花粉症原因植物が確認されています。また最近では、人間のみならず犬や猿など動物にも花粉症の発症が報告されている様です。

日本国内で初めて花粉症が報告されてから約50年。現在ではスギ花粉症だけで約1,500万人以上、全ての種類の花粉症は約2,000万人以上とも言われています。
花粉症は一度発症すると自然治癒は困難である事から、毎年原因である植物の飛散時期に繰り返し発症します。

そのため、花粉症患者数が減少する事はなく、さらに花粉症患者数は今後も増加することが予想されています。

花粉症のある方は厳しい季節かと思いますが、どうぞご自愛くださいませ。