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お知らせ

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ここ数カ月の国内外の政治

2020.10.29
先日菅首相の所信表明演説が行われ、全文を読んでみました。
簡潔な言葉で優先順位が明確であり、とても良い演説だったと思います。
ビジョンは安倍政権で示されたので、菅首相の所信表明演説では具体策が示されました。
デジタル、エネルギー、特に石炭火力からの脱却、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする脱炭素社会の実現という強いメッセージです。
これを言われた野党はどう戦うのか、とても大変そうです。

さて、11月1日には大阪市を廃止して4つの特別区に再編する、いわゆる「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が行われます。
そして、11月3日にはアメリカ合衆国大統領選挙の投票日が迫ってきております。

まず、アメリカ大統領選挙について。私は明確にトランプ支持です。
トランプ氏には賛否両論ありますが、したたかな中国の習近平国家主席、ロシアのプーチン大統領、北朝鮮の金正恩委員長と対峙できるのは胆力とエネルギーのあるトランプ氏です。
ここ2カ月、アメリカと中国による台湾をめぐる動きが激化しています。
9月17日にはアメリカ国務次官が台湾の李登輝元総統の告別式に参列にするのに合わせて、台湾要人とも会談をされました。
李登輝元総統の台湾での功績は偉大です。またいつか李登輝元総統については書きます。
そして、その翌日9月18日には中国戦闘機8機が台湾側に侵入しました。
ここにきて、アメリカ、台湾の国交樹立が現実味を帯び、FTA(自由貿易協定)締結で脱中国の供給網構築へ動きだしています。
10月26日、中国は台湾へのアメリカ製武器の売却をめぐり、アメリカのロッキード・マーチン、ボーイング・ディフェンス、レイセオンなど防衛・軍需関連企業に制裁を科すことを決定したと報道がありました。
中国が台湾に侵攻し軍事衝突する可能性が出てきており、もはや何が起こるか分からない状況です。
実際、ここ数年、アメリカと中国の対立が続いていますが、もはや経済戦争に入っているのは間違いありません。

大阪については、個人的に思い入れが強く大好きな街でもあり、5年半前の前回の住民投票から2度目の住民投票に至るまで経過を注視していました。
元大阪市民ではありましたが、自分が今、大阪市民だったらどちらに投票するのだろうか?現時点では迷っています。
住民投票まで数日あるので、さらに掘り下げて勉強してみます。