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お知らせ

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ガソリン代の補助金効果

2022.3.21
アンジンの鈴田です。
連日ニュースでもみられるように、ガソリン価格はウクライナ情勢を受け、日に日に値上がりしていますね。
山陰にお住まいの方は車は必須だと思いますが、鳥取県においてはガソリン価格相場が3月16日時点で175円にも値上がりしています。
さらに、政府の補助金をのぞくと現在のガソリン価格は189.7円と実質過去最高値にもなっているそうです。

このガソリン価格の補助金は、政府から石油元売り業者へ、政府の「販売価格を全国平均で1リットル172円にとどめること」を目標に支給されており、今月10日には上限が5円から25円に増額されました。
そもそも、5円の補助金で1リットル当たりのガソリン価格の上昇抑制にどれほどの効果があったのでしょうか?
実績としては、以下の通りです。

2月14日の週は見込みが175円程、実績が171円程(約4円の抑制)
2月21日の週は見込みが177円程、実績が172円程(約5円の抑制)
2月28日の週は見込みが178円程、実績が172.6円程(約5.4円の抑制)

上記は5円補助による実績ですが、さらに現在は25円に上限が増額されているため、
3月21日の週の政府による予想ガソリン価格1リットル197.1円は補助金により
172.1円に抑制されうるという事です。

例えば、普通車でガソリンを0から満タンに入れようと思った場合、補助金なしでは197.1円×50リットルで9,855円ですが、
補助金ありだと172.1円×50リットルで8,605円と、本来のガソリン価格より1,250円程抑制されるという事です。

この補助金制度、当初は3月末までで終了予定でしたが、現在4月以降の継続も検討されています。
しかし、ただでさえガソリン価格は以前より高騰しているわけであり、現行の補助金も終了すると家計には大きく影響が出ますよね。

余分に支払っているものはないか、削減できる固定費はないか、今一度家計の見直しをお勧めします。
そうは言っても、「支出を減らしたいけれど、削るものがない」「どこを削るべきか分からない」という方は、お気軽にアンジンまでご相談ください。