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5,000円は参院選対策?

2022.3.24
ここ1週間の頭の中は主に5つ。経営している会社の方向性を大きく変えていくこと、昨日はウクライナのゼレンスキー大統領が国会演説しましたがウクライナの背景のロシアと米欧それに中国のこと、相変わらず変わらないコロナの報道に知人の数人がPCR検査で陽性になったりワクチン摂取後に副反応?と言われている病気で苦しんでいること、鳥取市と倉吉市の市長選挙と倉吉市議の補選、あと、ちっちゃいですが日本株の3月末の権利確定と権利確定後の日本株の株価。

さて今週のブログは「年金生活者ら支援 5,000円支給の方向で調整 政府与党」について。NHKニュースの一部を引用しますと、新型コロナの影響が長引く中、受給額が減る年金生活者らを支援する必要があるとして、政府・与党は新たな給付金を設ける方針で、1人あたり5,000円を支給する方向で調整しています。
年金の支給額は物価と賃金の変動に応じて毎年改定されていて、新年度の来月分からは今より0.4%引き下げられることが決まっています。
政府・与党は、新型コロナの影響が長引く中、受給額が減る年金生活者らを支援する必要があるとして、新たな「臨時特別給付金」を設ける方針です。
具体的には、年金を受給している高齢者などおよそ2,600万人を対象に、1回かぎりで1人あたり5,000円を支給する方向で調整しています。
一方で、すでに別の支援策を受けている住民税が非課税の世帯は対象とせず、約1,300億円と見込まれる財源は今年度予算の予備費を充てる方針です。

ところで、本題からは外れますが、今回の対象は高齢者及び障害・遺族年金の受給者で、既に支援が行われている住民税非課税世帯は除くとのことです。65歳以上の人口が約3,600万人なので、非課税世帯の人口は約1,000万人もいらっしゃるということになるのですね。

最後に意見と考察。総務省統計局の人口推計から計算しますと、0歳から24歳の人口は約2,600万人。今回の給付対象である65歳以上の人口とほぼ同数です。どうせ配るならば、0歳から24歳の未来の日本を担う若者への投資にしていただきたいのです。しかし、選挙権は18歳以上なので、いかにも7月の参院選対策というのが見え隠れします。未来を変えるのは自分たち一人一人です。若い世代の投票率をあげ、存在感を示すことが大事です。今年7月の参院選は日本の未来の変換点となります。私はただの傍観者ではなく、主体的に関わっていきます。