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日本の国益を考えた時のロシア制裁と今後起こるであろうこと

2022.4.7
西側諸国を中心にロシアへ経済などの分野で制裁をしております。現時点でロシア制裁を行っている国や地域は、米国、英国、欧州連合、カナダ、スイス、オーストラリア、ニュージーランド、台湾、韓国、そして日本です。一方、制裁を明確に拒否している国は、ドイツ、中国、インド、ブラジル、メキシコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、ベネズエラ、トルコ、エジプト、イラン、ハンガリー、セルビア、アルゼンチン、ボリビア、エルサルバドル、ウルグアイです。メディアが報じている印象では全世界がロシア制裁をしているかのような。日本の国益を考えた時に、制裁に加わるかどうかを議論するべきだったのですが、メディアが作った世論では制裁に加わることがあたかも世界の常識で、もはや思考停止になっているような気がします。

アメリカでも割れています。ロシア制裁に対しては民主党や民主党の支持者は賛成が多数、共和党や共和党の支持者は賛成と反対がほぼ同数とのことです。

歴史を俯瞰して今後のことを考えてみると、ロシア制裁の真の目的は別のところにあるのではないかと思っています。風が吹けば桶屋が儲かるではありませんが、今後、世界や日本にも影響する大きな問題になるのは間違いなさそうです。