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ラグビーから学ぶべきところの多さと企業の存在意義との共通性

2022.6.2
今年1月に開幕したラグビーの新リーグ「ジャパンラグビーリーグワン」のプレーオフ決勝が4日前の5月29日に東京の新国立競技場でありました。なんと会場には3万3604人も集まりました。対戦は昨年までのトップリーグ決勝と同じ顔ぶれの東京サントリーサンゴリアスと埼玉パナソニックワイルドナイツ。

リーグ最強の攻撃力を持つ「最強の矛」東京サンゴリアスと、堅守速攻を持ち味とする「最強の盾」埼玉ワイルドナイツの対決は、ワイルドナイツが18―12のロースコアで東京サンゴリアスを下し初代王者に輝きました。また、最後のトップリーグの王者でもありますのでワイルドナイツは2連覇です。

私はケガで戦線離脱しているワイルドナイツ10番のスタンドオフ松田力也選手の代わりに出場している天才・山沢拓也選手に注目して試合をみていました。
例えば、前半終了目前の10-3の状況では、東京サンゴリアスの攻撃の要であるニュージーランド代表のダミアン・マッケンジーをトライライン手前でトライを防ぎました。
さらに、試合終了直前の18-12で6点差の状況、1トライ1ゴールで東京サンゴリアスが逆転可能な場面では、山沢は倒れたボールキャリアーに絡みついて、東京サンゴリアスの反則を誘いました。
どちらもビッグプレーではありますが、いつもの山沢選手の美技ではなかったのです。これまでチーム全員で乗り越えてきた試練、なんとしても今日は絶対に負けないという気迫をすごく感じたのです。この日の山沢選手のキックは何本も外しており決して調子がいいとは言えませんでしたが、山沢選手の泥臭いプレーは間違いなくワイルドナイツの日本一に貢献をしたと思います。

ラグビーの持つ「One for All, All for One」や「ノーサイド」など独自のスピリットや文化は、人々の共感を呼び、感動や希望を与えてくれます。そして、ラグビーが育んだ「多様性の尊重」と「包摂の精神」の普遍的価値。ファン、チーム、企業、地域とひとつになり、社会に貢献し、関わる全ての人が幸せになるというのは私たち企業人も同じで、ラグビーに学ぶべきところが多いと感じております。

リーグワンの初年度は埼玉パナソニックワイルドナイツの優勝で幕を閉じましたが、日本ラグビーのこれからのスケジュールは日本代表です。6、7月にウルグアイ代表とフランス代表との国際試合、さらには2023年のフランスでのW杯もありますので目が離せません。