アンジン株式会社

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お知らせ

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総合NISA

2022.9.12
こんにちは。篤田です。
皆さんNISAはされていますか?
個別相談でも相談件数が多いのがNISAやiDeCoについてです。
今回はこのNISAについて。
現状では「一般NISA」「積立NISA」「ジュニアNISA」とありますがこの制度が2024年から新しく変わります
2024年から新しい制度になる事は一旦決まっていましたが制度が複雑なことから金融庁は8月31日の税制改正要望書に
「簡素で分かりやすく、使い勝手のよい制度に」と書いています。

現在の制度の課題が大きく分けて3つあります。
1つ目は、例えば一般NISAは非課税期間が5年で新規投資可能期間は2028年まで、積立NISAも新規投資可能期間は2042年まで。と
その後に不安視されています。
2つ目は、投資枠が小さい事(現在:一般NISA年間120万、積立NISA年間40万)
3つ目は、制度が複雑な事(現在:一般NISAの場合5年間保有後の翌年の枠に資産を移管するロールオーバーという面倒な手続きが必要など)

また、ジュニアNISAは2023年以降なくなります。

まずは現状の3つのNISAを、24年以降、「総合NISA」とでも呼ぶべき新たな仕組みに一体化し、シンプルにすることを目指しています。

現状では20歳以上の年齢制限や一般NISAをしている人は積立NISAが出来ない等制限がありますが、
総合NISAでは未成年者も口座を持てるようにし、つみたてNISA部分と成長枠部分の年間投資枠が併用でき、投資枠の拡大と相まって年間の投資上限枠は大きく増える可能性が高くなります。
非課税限度額は生涯の各時点での投資元本の残高ベースで管理し、時期を分けて柔軟に使えることも目指し、1年間の投資額が年間投資枠を下回っても余った枠が無駄にならなくなります。
現在は売却した分の非課税枠はそのまま消えてしまいますが、総合NISAでは復活も認められます。
教育・住宅資金などの支出が多い時期は投資を控えたり売却したりしても、家計に余裕ができたら非課税限度額と年間投資枠の範囲内なら積極的に投資残高を積み上げられるようになる。とされています。

この改正案が「資産所得倍増プラン」となる事を期待しています。