アンジン株式会社

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お知らせ

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伝えたつもりで伝わっていないということありませんか?

2020.11.19
先日、出張で大分と長崎に行きました。長崎は歴史的にも経済的にも非常に重要な場所です。
長崎については、また書きたいと思います。

さて、長崎の有名な企業といえば、佐世保市にある「ジャパネットたかた」ですが、創業の髙田明さんのお話をお伺いする機会がありました。
御齢72歳、エネルギッシュでとても若々しいです。
今ではジャパネットたかたの経営からは一線を退き、今年1月までは地元長崎サッカーチームのV・ファーレン長崎の社長をされ、クラブ史上初のJ1リーグ昇格に大きく貢献されました。
田明さんのお話の中で、気になったところを箇条書きにします。

・いつも順風満帆ばかりではない、良い時にこそ最悪を予測して、先手先手の対策を練っていくことが大事
・危機が大きくなればなるほど、効率化だけでなく無駄を覚悟で最善の対策を立てなければ、後々さらに大きな取り返しのつかないほどの代償を払うことになるかもしれない
・危機を乗り越えていくには、社員やステークホルダーの皆さんの協力がなければ、社長一人では絶対乗り越えていけない
・協力を得るには納得のいく説明を分かりやすく、より具体的に社員などに説明をして一致団結して問題解決にあたっていくことが必要
・伝えたつもりになっている自分がいて伝わってなかった
・“伝わった世界”を作り出すために一番大事にしていることは3つ
  1.紹介する商品を徹底的に勉強すること、何を伝えるのかということを理解していなくて相手に伝わらない
  2.伝える時には伝え手の本気度と情熱が大事、その本気度と情熱が相手に伝わった時に一体感が生まれる
  3.伝えるための技術テクニックは言葉の巧みさだけではない、指もしゃべるし、手もしゃべるし、体もしゃべるし、目もしゃべるし、顔全体がしゃべるという非言語の力も大事な伝えるための要素である

最後に、髙田明さんはこうおっしゃいました。
コロナの感染拡大が止まりませんが、コロナの話題ばかりでちょっと疲れを感じています。
コロナの世界から少し離れてみませんか。コロナコロナで本当に疲れてしまいます。
命か経済かGoToキャンペーンはどうなのかなどは専門家にいったん任せておいて、コロナが無かった普通の日常の世界に身を置いて楽しいことを仲間と想像しあって語り合いませんか。
それはきっと免疫力を高めコロナを克服できるかもしれませんよ。コロナに勝つ!