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ロシアやプーチン大統領に対するメディアの誘導?

2022.12.15
「プーチン政権の闇と今後の日露関係」というのタイトル講演会に行ってきました。講師はお馴染みの筑波大学名誉教授の中村逸郎氏。鳥取県のお隣の島根県出身です。喋り方が特徴があり、ユニークなキャラクターな方です。

また、先日の日経新聞のWE THINKシリーズでは「ウクライナ侵攻と世界の分断」、ロシアのウクライナ侵攻を非難しているのは、世界人口のわずか36%
非難36%、中立32%、ロシアに同調32%
分断は、想像以上に進んでいる。
どうしてこうなった?

いずれのタイトルには、「プーチン政権の闇」とか「ウクライナ侵攻」とか「世界の分断」となっており、ロシアやプーチン大統領が悪く、それにより世界が分断しているかのような印象を与えております。テレビや新聞の言うことは信じて疑わない多くの日本人はそれが事実だと思っています。

日経新聞によりますと、
世界はいま、米欧日などの「西側陣営」と「中国・ロシア陣営」、そして「中立パワー」と呼ばれる、どちらにもくみしない国家群の3極体制に移っています。国際社会での米国の指導力低下などを背景に台頭する、トルコやインドなど「中立パワー」の行動基準は、民主主義の価値よりも自国にとって損か得かです。ロシアによるウクライナ侵攻に対する各国の立場の違いは、世界秩序の縮図でもあります。
ロシアによるウクライナ侵攻を非難しているのは世界人口のわずか36%。国際社会の分断は想像以上に進んでいます。米国国内でも社会の亀裂は深まるばかりです。民主主義の価値は色あせていくのでしょうか。
とあります。

本当にそうなのでしょうか?アメリカも欧州も一枚岩なのでしょうか?ロシアはウクライナや欧米と戦っているのでしょうか?私は全く違うと考えています。上記の日経記事には「民主主義の価値よりも自国にとって損か得かです。」も私は違和感があります。共産主義、社会主義、民主主義、独裁主義、王権主義、君主主義、資本主義などなど、左や右、革新、中道、保守などごく単純なイデオロギーで区分けをすると限界があり、判断を誤ります。別の見方をすれば構図は変わります。

どうしてこうなったのでしょうか?