お知らせ
中古車サブスクとは？
2023.1.16
先日、20～30代を中心に人気が広まりつつある「中古車のサブスク」についてのニュースを目にしました。
サブスクというと、定期的に料金を支払う事でその支払期間中モノやサービスを利用できる権利を得る事ができるシステムですが、車のサブスクというと表現は違えど仕組みはカーリースと同じです。
サブスク(リース)会社が所有している車を利用者に貸し出すというもので、一般的には1年単位で契約ができます。
そんな車のサブスク、これまで新車の利用がメインだったにも関わらず昨今になり中古車の利用が増えています。
中古車のサブスク利用が多くなった理由の1つが、ここ数年の半導体(部品)不足による新車の納期遅れです。注文してから以前は1～2ヶ月で届いた新車が半年～1年と長期化し、中には人気車だと納期の見通しがつかないという事もあります。
またコロナ禍により公共交通機関を避ける動きから、一時的な費用負担も少なくすぐ使いたいという方が増え、中古車サブスクの利用は拡大していきました。
では中古車のサブスクはどんなメリット、デメリットがあるのでしょうか？
メリットは、以下のような事が挙げられます。
・定額制で月々の料金に車検や税金、保険等が含まれているため費用管理が楽
・初期費用や頭金等の一時金負担は必要無いためまとまったお金が無くても利用可能
・新車のサブスクよりも納車が早い
・レンタカーと違いいつでも利用できる等々
一方デメリットは以下のような事が挙げられます。
・原則中途解約ができない
・自由にカスタマイズできない
・購入するより割高になる場合がある
・利用できる車種が限られる
・状態によりメンテナンス費用がかさむ場合がある等々
いかがでしょうか？
中には取扱会社によっては、走行距離無制限で利用できるものや、最後に車をもらえるものもあるそうです。
大手自動車メーカーも続々とこの中古車サブスクサービスを開始しています。一括で購入するより価格が抑えられるこのサービスは実質賃金が低下している中、1つの選択肢として注目されそうですね。
