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お知らせ

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長期金利の今後の動向

2023.3.9
次期日銀総裁候補の経済学者の植田和男氏への所信聴取が先月の24日、衆議院で開かれました。植田氏は日銀の国債購入について「最大の目的は持続的・安定的な2%(物価)目標を達成すること」、「当然の帰結としてそれが達成された暁には大量の国債の購入はやめる判断になってくる」と述べられました。

2%の物価上昇が達成されたら国債の買い入れをしない、これまでのような高値ではなおさらしないということです。要は、長期金利が0.5%を超えることを容認するということでもあります。これによって私たちの生活や経済にどのような影響があるか…想像を絶すると私は考えています。

さらに、日銀の白川方明前総裁が、黒田東彦総裁による10年間の大規模金融緩和を「壮大な金融実験」として批判的に論じられている報道がありました。日銀総裁の金融政策には賛否両論あります。白川氏から黒田氏、そして植田氏へ。今後の金融政策、目が離せません。