アンジン株式会社

山陰を拠点とする成果にこだわるFP事務所

お気軽に相談、お問い合わせください

0858-24-6260
お知らせ

お知らせ

シリコンバレーバンク経営破綻により保有資産の減少の心配をされている皆様へ

2023.3.16
先週3月10日、米国のシリコンバレーバンクが経営破綻。シリコンバレーバンクは連邦預金保険公社が管理下(管財人)になり預金保護を発動。米国の銀行の破綻では2008年のリーマン危機で破綻したワシントン・ミューチュアルに次ぐ資産規模で、今後も連鎖や大きな影響があるものと考えています。シリコンバレーバンクといえば、米国西海岸のシリコンバレーのエコシステムの中核を担うテクノロジー企業への融資をしていた銀行でありましたので、シリコンバレーバンクの経営破綻を受けて、米国をはじめ世界の株式市場で動揺が続いています。特に、投資家心理が悪化し、軒並み銀行などの金融株が大きく下げております。また、債券市場では金利低下が進み、特に金融政策の影響を受けやすい2年債利回りが急低下し、債券価格は急伸しました。

また、VIX指数、ボラティリティー インデックス、日本語では恐怖指数と言いまして、今回のように株式市場が暴落した時や投資家の不安が大きくなったときにVIX指数が上昇します。VIX指数は株式市場の温度感を計れる、とても便利な指標です。私自身はVIX指数30が一つの基準としております。

最後に今後の心の持ち方と行動について言及します。値動きは売り買いそれぞれの思惑や感情による需給関係で決まります。まず、心持ちとしては、ゆったりと構えていくことが長期投資では大切です。これ毎回言っていることです。そして行動は、それぞれの資金力、胆力、考え方によりますが、ある程度下落した際に、追加投資をするのも一つで、投資効果を高める手法です。下落時に追加投資をすることで、リーマンショックのように長い期間の下落の場合、投資金額の目減り期間を短くすることになります。是非ともご検討してみてください。