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大谷選手の言葉と影響力

2023.3.23
WBC、日本が優勝しました。私は仕事でほとんどの試合を見ることができませんでした。日本中が大いに盛り上がっていたようです。

私は、昨日の決勝での試合前に大谷選手がクラブハウスで仲間たちに語ったことに注目しました。

「僕からは1個だけ。憧れるのをやめましょう。ファーストにゴールドシュミットがいたりとか、センター見たらマイク・トラウトがいるし、外野にムーキー・ベッツがいたりとか。まあ野球やっていれば誰しもが聞いたことがあるような選手たちがやっぱりいると思うんですけど。今日1日だけは、やっぱ憧れてしまったら超えられないんでね。僕らは今日超えるために、やっぱトップになるために来たので。今日1日だけは彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけ考えていきましょう。さあ行こう!」
試合後の会見でその真意が明らかになります。「僕らは知らず知らずアメリカの野球にかなりリスペクトの気持ちを持っている。そのまなざしが弱気に変わることが多々ある。今日だけはそれを忘れて対等な立場で必ず勝つんだという気持ちをみんなで出したかった」

大谷選手の言葉は、私たちの身の回りや仕事でも何でも置き換えてみると、本当にその通りだなと感じました。

花巻東高校3年生の時に大谷選手が書いた「27歳の時にWBCでMVP」という文字。世界一になると思い続けてきた大谷選手。決勝の試合前の大谷選手の魂の言葉、チームの仲間たちを鼓舞し、仲間たちの心が震えたのだと思います。今回の日本代表という即席チームが故に、チームが一丸となれるように率先して後輩などチームメートに声を掛けたり食事に出掛けることをしていていたようです。

さて、個人的にはダルビッシュ選手がこのWBC期間の不調が気がかりです。日本代表の精神的支柱でもあったダルビッシュ選手。今後の活躍に期待したいです!!