お知らせ
介護の実情
2023.4.24
こんにちは。篤田です。
40歳になると給料から天引きで介護保険料を納めていることをご存知でしょうか?
自営業の方であれば国民健康保険料と同時に納付することになります。
介護保険制度は平成12年4月にスタートし、40歳以上の国民全員が納めることになっています。
介護保険は高齢になり介護が必要になった場合に費用負担を下げるための公的な保険制度です。
介護保険制度の財源は
公費 国25%・都道府県12.5%・市区町村12.5%
介護保険料 第1号被保険者23%・第2号被保険者27%
※第1号被保険者とは65歳以上の被保険者・第2号被保険者とは40歳~64歳までの被保険者
となっています。
では実際どのくらいの方が利用しているのでしょうか。
データよる要介護認定者割合
40歳~64歳まで 0.4%
65歳~74歳まで 2.9%
75歳~80歳まで 23.1%
81歳~84歳まで 26.4%
85歳以上 59.8%
(令和2年度厚生労働省介護給付費等実態統計の概況より)
データから高齢になればなるほど介護度が加速しているのが分かります。
実際介護になると費用はどれくらいかかるのでしょうか?
令和3年4月(1か月あたりの自己負担額)
鳥取県 介護予防サービス利用額 31,900円
介護サービス利用額 218,500円
島根県 介護予防サービス利用額 27,400円
介護サービス利用額 206,500円
(令和2年度厚生労働省介護給付費等実態統計の概況より)
どうでしょうか?
結構費用がかかっていますね。
実際私も介護した経験がありますが確かに費用が掛かります。
また、これは私の体験から感じた事ですが介護度が増し、施設を利用するとなると家賃と同じですから
介護費用を毎月支払いながら入院した時は入院費もさらに支払う時がありかなりの出費でした。
実際ご相談で多いのが老後の生活費が心配という声です。
もちろん元気で老後を楽しみながら過ごすことが一番ですが、介護の事も考えるとやはりしっかり先を見据え
計画的に資金準備やお金を増やすこともしておくと安心に繋がるかと思います。
自分の事ももちろんですが、親の事も視野に入れて対策されるといいかもしれませんね。