アンジン株式会社

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お知らせ

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年収の壁

2023.10.2
こんにちは。篤田です。

朝晩が涼しくなりましたね。
早いもので10月になり以前から言われていた「年収の壁」問題でこの10月から手取り減を補う施策が始まりました。
年収の壁とは税や社会保険料の支払い義務が発生するボーダーラインの収入額を示します。
今回、主に対策を取るのが社会保険料が原因で手取りが減る「106万円」と「130万円」の2つの壁です。
106万円の壁を巡っては、企業に対し、従業員1人当たり最大50万円の助成金を出し、従業員の手取り減を補う手当等を支給したり、労働時間延長の計画を立てたりした企業が対象で、130万円の壁では一時的に越えても連続2年までは配偶者の扶養にとどまれるよう運用を柔軟にする。という対応。
年金だけ考えても、仮に年収150万円で10年間働くと年8万円強年金が増える為、単純計算では65歳からもらい始め、81.5歳になると支払った保険料を上回る計算。65歳時点の女性の平均余命は25年弱。十分元を取れる可能性が高いことが分かります。
一方勤め先が社会保険に加入していなかったり、加入していても加入基準を満たさない場合は自分で国民年金と国民健康保険に入る事になる。
これでは手取りが減るだけで将来に年金給付も増えないことになります。
その為、自分の勤め先や今後の働き方も考えていくことが大事になると思います。

自分自身の能力と時間を有効活用して自分の人生を切り開いていきたいものですね!