お知らせ
マイナス金利解除でどんな影響があるのか?
2024.3.25
こんにちは。篤田です。
3/19に日銀によるマイナス金利解除の決定があり金利の影響が私達の生活にも出そうですね。
良い面では銀行の普通預金金利の上昇。
現在は普通預金金利は0.001%ですが、大手銀行では既に現在の金利の20倍となる0.02%に引き上げられた銀行もあります。
心配される面では、住宅ローンを変動金利で借入されている方ではないでしょうか?
変動金利の住宅ローンは年2回の金利の見直しがあります。
多くは、4月1日と10月1日で、4月に見直しが行われても適用は通常7月、10月だった場合は翌年1月になります。
今後どれくらいの金利に上昇するかで毎月の返済額やトータルでの返済額に影響しますね。
返済額の急増を防ぐため「5年ルール」「125%ルール」を採用している銀行も多いです。
金利が上昇しても5年間は毎月返済額が変わらない「5年ルール」とその後、毎月返済額が増える場合にそれまでの返済額の25%を上限とする「125%ルール」も備えてあります。
つまり毎月返済の負担が重くなるまでには一定の時間があります。
なので慌てて繰上返済をするなどの対応は避けた方がいいと思います。
まずは、金利がもし上がったら毎月いくらの返済額になるのか、上がっても生活ができるのか、もしくは余裕資金を運用しながら
5年以上先に繰上返済するのかなど、確認をしておきましょう。
気になる方はご相談ください(^^)