お知らせ
新紙幣
2024.7.8
柏木です。
7月3日に新紙幣が発行されましたが、手に入れましたでしょうか？
偽造防止が目的で約20年間隔で新紙幣が発行されています。
普段は目にしているお金ってまじまじと見る機会ってないと思うんです。
新紙幣には、偽造防止として様々な技術が隠されています。
例えば、
・世界初の3Dホログラム
・潜像模様・・・紙幣を傾けると表面には「10000」、裏面には「NIPPON」の文字が見えます。
・マイクロ文字・・・「NIPPONGINKO」の微小な文字が印刷されています。
・すき入れバーパターン・・・透かして見ると、一万円札は3本、五千円札は2本、千円札は1本の縦棒が浮かび上がります。
他にも、目の不自由な人が指で触って識別できるように識別マークが入っていたりとこの機会に触れてみてはいかがでしょう。
さらに、人物についてご存じでしょうか？
千円札は近代日本医学の父と言われる北里柴三郎。
破傷風菌の純粋培養に成功したことで、世界的に名が知られる存在になったのですが、
野口英世や志賀潔など、優秀な弟子を多く指導しました。
五千円札は日本女子高等教育の先駆者の津田梅子。
日本人女性として初の欧米の学術雑誌に論文を発表するなど現在の津田塾大学の前身「女子英学塾」を創設しました。
一万円札は日本資本主義の父と言われる渋沢栄一。
現在の東京海上日動、みずほ銀行、KDDI、ENEOSなど500強の会社の設立や、600もの社会公共事業にかかわった偉人です。
今回の新紙幣だけでなく、小銭に何が描かれているのかなど、意外と知らないこともあります。
キャッシュレスと言われる時代ですが、このタイミングにお子さまがいらっしゃる方は、お金について話してみるなど、
良い機会にしてみてはいかがでしょうか。
