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お知らせ

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成年後見制度

2024.7.22
こんにちは。
篤田です。

先日成年後見制度について勉強しに行ってきました。
成年後見制度は2000年に導入された介護保険がスタートした時に出来た制度です。

成年後見制度とは、認知症や知的障害などの精神疾患が原因で、自己判断能力が低下した人の財産を保護するために設けられた制度です。
種類は2つ。
①法定後見→認知症などの状態になってから裁判所に行き手続きをします。80%強が司法書士や弁護士が付くことになります。その為費用が毎月3万円~6万円必要。
②任意後見→認知症などになる前、自分で判断がしっかり出来るうちに信頼できる家族に依頼することが出来ます。公正証書を作成します。作成費用は約20万円。実際に認知症になってしまった場合には、託された家族はプロではないので裁判所から監督人が付き、費用が毎月1.5万円程度必要。

というように①と②では費用の掛かり方が違います。一度後見制度が始まれば、途中で辞めることが出来ない為、毎月にかかる費用は長寿であればあるほどかかる事になります。だからこそ対策は早めが重要ということですね。

長寿国日本ですから自分事として考えておきましょう。