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今も昔も物価高騰

2024.11.25
福田です。

物価高騰のニュースがここ数年続いています。
先日、江戸時代の侍の映画を観ていて、
「登場人物が飲み食いをしている団子や蕎麦、現代だと一体いくらなんだろう?」
と思い、江戸時代の物価について調べてみました。

<江戸中期の物価一例>

団子 一本4文(約120円)
かけ蕎麦 16文(約480円)
天ぷら 一串4文(約120円)
大根 一本7文(約210円)
シジミ 一升6文(約180円)
紅(口紅) 32文(約960円)
古着 一着100文(約3,000円)
手習いの月謝 100~200文(約3,000~6,000円)
長屋の家賃 300~500文(約9,000~15,000円)

江東区深川江戸資料館【江戸のお金について】より

団子、かけ蕎麦は割と現代とかわらないお値段。
大根やシジミなどもお手頃価格です。

江戸中期はこのような物価でしたが幕末には貿易を契機に、
経済活動が活発になり好景気になってきたので、インフレが起きたそうです。

江戸中期~後期まで16文(約480円)だった蕎麦が物価高騰でその後、
24文(約720円)まで値上りしています。

幕末の町人も現代人と同様に物価高騰に苦しんでいたと思えば
今起きている物価高騰が特別なことではないのかなと感じました。

物価高の時世だからこそ、自分らしい消費を楽しむ余裕を持ちたいものです。