お知らせ
道徳経済合一
2021.3.1
こんにちは。アンジンサポートスタッフの福田です。
自宅で過ごす時間が増えたこの頃、
先日は2月からスタートしたNHK大河ドラマ「青天を衝け」を観ました。
主人公は近代日本資本主義の父とうたわれ、新一万円札の顔にも決定した渋沢栄一です。
第一話では、江戸末期の日本の里山の風景が美しく表現されており、
色鮮やかな里山をまだ幼い栄二郎(後の渋沢栄一)が駆ける姿は瑞々しく今後の展開が楽しみになりました。
渋沢栄一の残した功績は、
日本初の銀行開業、500社以上の会社設立、窮民救済のための養育院設立、様々な教育機関の設立…
と非常に幅広く感嘆するばかりです。
これらの功績の根底に、渋沢栄一の提唱した「道徳経済合一」という考えがあります。
一言でまとめると、「道徳経済合一」とは「経済と道徳は同じものである。つまり、
商売をするときには道徳が必要だし、道徳を貫くためにも商売が必要だ」というものです。
非常に理を尽くした考えだと思いました。
「順理則裕」私利私欲でなく道理を第一に考えれば、豊かな結果がもたらされる
今の時代、私たちがどう生きるべきかにも通じる考えを渋沢栄一は示してくれているのではないか。
そんなことを心に留めながら、渋沢栄一の人生を大河ドラマで楽しんでみたいと思いました。