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これからの春が「お買い得」で「旬」のイチゴ

2021.3.18
好きな食べ物の一つ、イチゴ。
園芸学では、木の実は果物(果樹)、草の実は野菜と分類します。
よって、イチゴやスイカ、メロンなどの草本性は野菜となりますが、実際は果物と同じように食べられていることから「果実的野菜」とも呼ばれています。

さて、イチゴといえば、クリスマスケーキなど冬の食べ物のイメージがあると思いますが、旬はまさにこれからの春なのです。
しかし、実際に流通量が多いのはイメージ通りの冬。
昔は露地栽培でしたが、クリスマスの頃の需要が一番高い時期に収穫するためには、ハウス栽培ということになります。
ハウス栽培により、細かく温度や湿度、日照量などを調整し、実際の冬は人工的な春を作り、夏には人工的な冬にしないと、冬に出荷が出来ないのです。
その結果、需要が高い冬に出荷するイチゴは年間を通じてコストが掛かりイチゴ価格は高くなり、自然栽培の春に出荷されるものが安くなるということなのです。

また、昨今では品種改良が全国各地で進み、大きくて甘いとちおとめ、あまおう、紅ほっぺなど、地域ごとにブランドイチゴが登場し、産地間の開発競争が激化しております。
その結果、開発などの品種改良のコストが上乗せされ、イチゴは高級なものになってしまいました。
今では品種が300を超えるまで増えており、百貨店やスーパーの売り場では様々な品種のイチゴを見ることができます。

3月から6月にかけてイチゴがお手頃になる時期です。
私は、昔ながらの小さくて酸味が強いのが好みです。