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教育のデジタル化について思うこと

2021.3.29
こんにちは。
進級進学を控え、学生の皆さんは新たな気持ちで勉学に勤しまれていることと思います。
さて、教育に関してこんな記事を見つけました。

○デジタル教科書の効果検証「3年は必要」が4割…全市区調査 
公立小中学校を所管する全国の815の市区の教育委員会に
読売新聞がデジタル教科書に関するアンケート調査を行ったところ、
42%が効果の検証に「3年以上」必要だと答えた。
デジタル教科書の使用に懸念を抱く市区は86%に上った。
1人1台の端末配備が進む中、公立学校を管理・運営する教委が
デジタル教科書の本格導入に慎重な検討を求めている実態が浮かんだ。
3年と答えた自治体からは「学習の理解や定着度、教員の指導力の評価に最低3年は必要」、
「健康面の検証結果は1年では分からない」などの声が聞かれた。
                      (3月22日:読売新聞オンラインニュース)


世間では日常のツールが非常早いスピードでデジタル化しています。
教育も例外ではありません。デジタル教科書ならば、

・質の高い映像教材を手軽に見ることができる
・重い教科書を毎日学校へ持参する必要が無い
・AIの導入により一人一人の学習進度にあったカリキュラムが組める

などメリットが多いです。
しかし新しい技術には実績がないのも確かです。

未来を担う大切な子どもたちを預かる教職の方々に慎重な意見がでるのも当然だと思います。
一方、改革というものにはリスクを負う覚悟が必要なのではないか、とも感じます。
慎重にそれでも効果を見極めながら、物事を決定することの難しさと重要性を感じた記事でした。